普蔵寺日和
- 『告諭』令和6年度
今、世界が抱える諸問題は、複合的かつ重層的です。基本的な人権としての平和な暮らしや命の尊厳が脅かされる危機的な状況は、広がる一方と言っても過言ではありません。 一仏両祖を信奉する私たちは、確かな道を知っていなければならな…
- コロナ禍の心にしみる ありがたい法話集 愛知県第一宗務所 編
当たり前の中に 普蔵寺副住職 川浦良允 家族との時問、仲間との時間、仕事をする時間… それまでは何気なく過ごしていた時間も、いざ思い通りにいかなくなると急に、不安や切なさを感じます。 いつもなら当たり前に出来ていたこと…
- 普蔵寺日和 第六回目 『告諭』
今、私たちは、地球温暖化の問題をはじめ災害、戦争、差別、貧困、自殺などいのちをめぐる諸問題に直面しています。いずれも曹洞宗が掲げる三つのテーマ「人権の尊重、平和の確立、環境の保全」に深く関わるものです。 瑩山さまは、…
- 普蔵寺日和 第五回目 『おことば』
おことば 曹洞宗管長 福山諦法 我が曹洞宗は、一仏両祖(いちぶつりょうそ)の教えに基づいた生き方を実践していくことを旨とします。 仏前に静かにすわり、息をととのえましょう。お灯明をともし、み仏…
- 普蔵寺日和 第四回目 『新年』
新年を迎え、謹んで新春のお慶びを申し上げますとともに、皆さまのご繁栄とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 さて、近年、「こころ」のあり方が重んじられるようになってまいりました。曹洞宗では「仏狙単伝の正法に遵い、只管打坐…